最後の嘘とは? 真のスター誕生とは?『アリー/スター誕生』を解説

分析・解説

はじめまして。『映画という大海原』を管理しているけーてぃーです。

この記事は、『アリー/スター誕生』(2018)についてもっと知りたい人のために

  • アリーがついた嘘
  • 映画が伝えようとしている”真のスター”
  • レディー・ガガからの隠されたメッセージ

をできるだけわかりやすくまとめて解説したいと思います。

気になる方は是非最後まで記事を読んでみてください。

映画解説

アリーが泣きながら後悔した”嘘”とは

映画の終盤、アリーが嘘をついてしまったことに泣きながら後悔していましたが、

その理由はなぜでしょうか。

簡潔に言うと

自分の嘘がジャックの死因に関係していると思っているからです。

アリーはジャクソンに

「アルバムが好調だから、ツアーをキャンセルしてセカンドアルバムに集中するよ」とジャックを励ますためか嘘をつきました。

しかしそれを聞く前ジャックは、アリーのマネージャー(レズ)から

「アリーの将来を狂わせた。夫婦でいるだけで笑いものだ。今は大丈夫かもしれないけど、いずれまた酒に手を出す。そうなったら別れてくれ」

と言っています。

ジャックは自分のせいでヨーロッパツアーをキャンセルさせたと思ったのではないでしょうか。

また、アリーは自分の嘘がジャックを追い詰めたのではないかと嘘をついてしまったことを泣きながら後悔しているのです。

  

『スター誕生』の瞬間とはいつか

タイトルにもなっている『スター誕生』とはどのような意味を持っているのでしょうか。

この映画におけるスター誕生の瞬間は、ジャクソンに見いだされてアリーがスターになることではありません。

真のスターの誕生は、スターであるための苦しみの代償を支払ったときであります。

けーてぃー
けーてぃー

この映画は何度もリメイクされているけど、このメッセージは常に踏まえられているよ!

映画ではスターになることよりも、スターであり続けるための意味を問いています。

スターになっても、すぐに変化と成長が求められます。

スターになっても、それにこたえ続けられなければ観客は逃げていきます。

『スター誕生の瞬間』は、スターであるための苦しみの代償を支払ったときなのです!

   

レディー・ガガからのメッセージ

この映画は一見、アリーとジャクソン主観的視点で語られる異性愛カップルの物語であるようですが、

レディーガガはLGBTQへのメッセージを残しています!

LGBTQとは、

L:レズビアン(同性を好きになる女性)

G:ゲイ(同性を好きになる男性)

B:バイセクシャル(同性を好きになることも、異性を好きになることもある人)

T:トランスジェンダー(体の性と心の性が異なる人)

Q:クエスチョニング(性自認が決められない、悩んでいる状況にいる人)

のことです。

映画冒頭のタイトルが映し出されるシーンで、アリーは”Over the Rainbow”を口ずさみます。

この曲は、ミュージカル映画『オズの魔法使い』(1939)で主人公を演じたガーランドが歌う曲です。

”Over the Rainbow”を歌ったガーランドは、LGBTQのアイコンであり、レインボーカラーはLGBTQの運動の象徴です。

また、アリーを演じたレディーガガ自身もバイセクシャルであり、LGBTQのアイコンであることからも、

この映画はLGBTQへのメッセージが込められていることがわかると思います。

一見異性愛だけを描いているこの映画の中に、LGBTQへと開かれていく可能性をレディーガガは潜ませたのです!

  

miniまとめ

私の解釈もありますが、これで解説は終わりです。

お疲れさまでした!!

何度もリメイク(4度目)されているので、他の作品も観てみてください!

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

   

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