敬遠されがちな映画ジャンル学園映画。その中でも特にいい評価を得ていないように私が感じるのが『学園ミステリー』『学園ホラー』と呼ばれる類の映画やドラマです。
「リアリティがない」「うざい」という感想が多くみられるなか、私は学園ミステリー・ホラーというジャンルに魅力を感じています!!
そこで、この記事では大人気テレビドラマの『3年A組 -今から皆さんは、人質です- 』を例にあげて、学園映画(特にミステリー・ホラー)の魅力や役割・意味をまとめて皆さんに紹介したいと思います!!
衝撃ドラマ『3年A組』
ある教師(菅田将暉)が、高校の卒業式10日前に生徒29人を人質に取り ”最後の授業” を行った。爆破に殺人。狂った先生。しかし、事件と謎を紐解いていくと見えてくる本質。それは現代の社会に問いを投げかける命の授業。
見事な伏線回収に、隠されていた謎、先生が人質を取ってまでに伝えたかったことにみんなが涙! また、菅田将暉と生徒の言葉が私たちにズシズシ響き、そのメッセージが今に必要だとSNSで話題になりましたね!!
また、KADOKAWAが主催したテレビドラマに関する賞で最優秀作品賞、監督賞ほか三部門が受賞したことでもたちまち話題になりました! なかなか皆さんに人気のジャンルでなかったのにもかかわらず、日本各地で話題になったことは私的にすごくビックリしました!!
そんな『3年A組』ですが、学園ミステリー・ホラー映画の魅力や役割を教えてくれるには最適なドラマですので考察していきたいと思います!
学園ミステリー・ホラー映画の魅力と役割

ロマンス重視やコメディタッチで描かれる学園映画やドラマと違って、学園ミステリー・ホラー映画には一つの特徴があると思います。それは…
問題そのものをダイレクトに描いているということです!
いじめ、生徒と教師の関係、SNSの使い方、少年法…。どの時代も完全には消えることのない社会問題。それらの社会問題そのものを抽象的に描いたのが学園ミステリー・ホラー映画なのです!
「生徒=私たち」という形をとって、先生が私たちに指導・問題提起してくれているような感覚に襲われ、観終わった後には大きな問題と戦わなければならなくなります! それに加えて序盤からの謎が徐々に明らかになってきて、ラストには「そういうことだったのか」という爽快感!
この対照的な2つのせいで、途中退室は難しくなてっきますよ!!
何が大切なのか、メッセージは何なのか。考えることが好きな人には学園ミステリー・ホラーはおススメなのです!
『3年A組』からのメッセージ

10日間に及ぶ教師(菅田将暉)の”最後の授業” を通して、現代社会の問題をダイレクトに私たちに投げかけてきたドラマでしたが皆さまはどう受け止めたでしょうか!?
ネット配信という手段を使って教師が国民に訴えるスタイルつまり、TVの向こう側から視聴者に直接語り掛けるスタイルをとって『3年A組』からのメッセージを私たちは受け取りました。
言葉の暴力、SNSの誹謗中傷、いじめ、信頼関係、考えることの大切さ…
Let’s think!
Miniまとめ

このように学園ミステリー・ホラー映画は面白い作品です。『3年A組 -今から皆さんは、人質です 』は社会問題だけでなく魅力までも語ってくれた作品だと思っています!
もしこの記事や『3年A組』をみて、学園ミステリー・ホラー映画おもしろそうかも!と思っていただけたら是非、たくさんの作品に触れてみてください!!
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【参照】
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