はじめまして。『映画という大海原』を管理しているけーてぃーです。
今日は、SF映画についてどこよりも詳しく特徴をまとめてみました!
この記事は、
「これまでたくさんの映画に出会ってきた人で、感覚的に楽しむっていうより少し本格的にSF映画を考察してみたいな~」
と思っている人のための記事です!
また、
- SFの3つの伝統的なテーマ
- SFの裏にある背景
- 観るときのポイント
についてまとめていますので、是非最後まで記事を読んでみてください。

SF映画を10倍おもしろく観るための豆知識を紹介するよ!
SF博士に俺はなる!
SF (Sciene Fiction)の伝統

SF映画と聞けばタイムマシーンや近未来、AIなどのテクノロジーを思い浮かべる人も多いでしょう。
実際、そういったテーマの題材が多くみられます。
このジャンルの作品は実に多種多様な映画が存在しますが、大まかに3つの伝統的なタイプに分類することができます
1. 未来の世界を描いたもの
2. 新しいテクノロジーの分野を描くもの
3. 宇宙人と遭遇するもの
すべての映画がこの3つに当てはまるというわけではありませんが、大体の映画はこのいづれかに当てはまることができると思います。
SFは歴史の物語?

SF映画は実は、
帝国・植民地主義の物語
を引きずっています。
それにとどまらず、人類の歴史の物語といってもいいかもしれません。
ホモ・サピエンスは新たな移住地を求め定住し、時にほかの人類と争うこともありました。大航海時代には、ヒトは財産を求め争い、集団同士で対立をしてきました。
征服、侵略、戦争、攻撃、相互理解、協力…
SF映画は、人間が繰り返し行ってきたことを、SFというジャンルを借りて、私たちに問題提起している作品でもあるのです!
👽宇宙人とのファースト・コンタクトをどうやって攻略していくのか。
それは共存を目指すのか、はたまた武器によって攻撃するのか。
新たな楽しみ方を実感してくれたらうれしいです!
どうしてこの映画がいま?

映画を製作するにあたって、一番初めの段階に「企画書」というものがあります。
この企画書の段階では、監督や製作者の意図を明示し、簡単なストーリーラインを書いて提出します。
当たり前ですが、映画を作るのには目的があって、特に考えるのは今という時代に対しての批判的なコメンタリーや解決策です。
例えば、EU離脱や人種差別的発言といったような偏狭なナショナリズムや排外主義が高まっている時代に対しての問題提起のように、映画にはストーリーだけでは考えられないテーマが隠されています。
SF映画はストーリー性が強いものが多いため、考察するのは難しいですが、映画を観て自分で発見した時や解説を見たときの発見ほど気持ちがいいものはないでしょう!
是非、今の時代の社会問題などと一緒にSF映画を楽しんでみてください!
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