【映画解説】『マリッジ・ストーリー』の音楽で映画のテーマを分析! 

分析・解説

はじめまして。『映画という大海原』を管理しているけーてぃーです。

この記事では、

「映画で使われていた音楽が気になる」

「作品のテーマって何?」

という人のために、

  • 映画で使われた曲名(挿入歌)
  • 映画における挿入歌の意味
  • 音楽とテーマの関係性

をまとめています。

チャーリー(アダム・ドライヴァー)の歌った曲名が知りたい人や、映画における挿入歌の意味を知りたい人は、是非最後まで記事を読んでみてください!

   

映画音楽の担当は誰?

この映画の音楽を担当したのは、ランディ・ニューマンです。

ランディ・ニューマンは、『トイ・ストーリー』などのピクサー作品に多く楽曲を提供しています。

けーてぃー
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絶対1回は聞いたことのある曲があるはず!

代表作の一例
  • 『モンスターズ・インク』(2001)のテーマ曲 “君がいないと”
  • 『トイ・ストーリー』の主題歌 ”君はともだち”
  • 東京ディズニーランドのワールドバザールで流れる”CLEF CLUB NO.2”
  • 東京ディズニーランドのワールドバザールで流れる”Delmonico Polka”

『マリッジ・ストーリー』では、代表作のような音楽ではなく、映画のテーマを引き出すために効果的な音楽を用いています。

   

登場人物が歌った挿入歌

『マリッジ・ストーリー』では、ミュージカルの傑作『カンパニー』の挿入歌2曲を登場人物に歌わせています。

登場人物が歌った曲
  • You Could Drive a Person Crazy
  • Being Alive

ミュージカルの傑作『カンパニー』は、1970年に初演された、ブロードウェイ・ミュージカルです。

このミュージカル『カンパニー』は、普通の大人が抱いている悩みや関係性をテーマに取り上げた最初のミュージカルとされています。(英語版のWikipedia参照)

『マリッジ・ストーリー』では、『カンパニー』の挿入歌が登場人物たちの心境を示唆するのに効果的に用いられています。

    

ニコールが歌う曲の意味

スカーレット・ヨハンソンが演じるニコールが歌うのが、『カンパニー』の挿入歌”You Could Drive a Person Crazy”です。

この曲は、調査員がLAの家族の様子を見に行くときに、ニコールが妹と母と3人で歌われます(1時間57分ごろ)。

決断せず、ぐずぐずしている男のことを非難した歌です。

    

チャーリーが歌う曲の意味

一方、アダム・ドライヴァーが演じるチャーリーが歌うのが、『カンパニー』の挿入歌”Being Alive”です。

Somebody, need me too much(誰かに過剰に必要とされ)

Someone to know you too well,(知られすぎている)

Someone to pull you up short(急に引き上げられたと思ったら)

And put me through hell(地獄に落とされる)

Being Alive,

この曲は、結婚なんて… と数え上げながらも、自分ひとりでは生きられないことを悟ったと歌う歌です。

映画のラストで、アダム・ドライヴァーが演じるチャーリーが歌うこの歌は、

離婚という現実はひどく辛いものであるけれど、お互いがいかにかけがえのないパートナーであったのかもと、気づいたことを暗示していると思います。

   

映画のテーマ

この映画が伝えているメッセージの一つが、

「結婚という形式をとらなくなったからといって、愛情が失われることはない」ということだと思います。

映画のラストに、アダム・ドライヴァー演じるチャーリーが歌った”Being Alive”も、このメッセージを含んでいると思います。

離婚をドラマとして描きながらも、結婚とは何か。愛情とは結婚しなければなくなるものなのか。

を提示していると思います。

miniまとめ

ネットフリックスオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』の解説はこれで終わりです。

お疲れさまでした!

映画音楽と映画のテーマを中心に解説してみました。

この映画だけでなく、音楽が効果的に用いられている作品が多く存在するので、是非注目してみてください!

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

終わりッ!!

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