本を読まないと映画を理解できません! 岡田斗司夫の『風立ちぬ』を語る【紹介】

映画関連

 みなさんこんにちは! 『映画という大海原』を管理しているけーてぃーです。

 宮崎駿監督最新長編アニメーション映画『風立ちぬ』(2013)は感動しましたか?

けーてぃー
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私は、宮崎駿監督が本気を出したら、どうなるか思い知らされました。

 大人向けのアニメーション映画である今作は、宮崎駿監督の作家性があふれ出し、真に映画を理解することができないと思います。

 そこで、Youtubeやニコニコで有名な「ジブリ解説者」である岡田斗司夫が『風立ちぬ』(2013)を熱弁した著書『風立ちぬを語る』を読むことを私は勧めます!

 この記事では、

  • 本にどのようなことが書いているか【ネタバレなし】
  • 各章で何がわかるか
  • なぜ読むべきなのか
  • 買った後の変化

 を中心に記事にしています。気になった方は是非、最後まで記事を読んでみてください!

 

【1章】『風立ちぬ』を語る

 岡田斗司夫は映画『風立ちぬ』(2013)を

 結論から言ってしまいましょう。『風立ちぬ』は、宮崎駿の最高傑作です。

『風立ちぬ』を語る 宮崎駿とスタジオジブリ、その軌跡と未来, P19

 とはっきり言いきっています。

 そしてこの1章では、「なぜそう言う事ができるのか」を論理的な根拠とともに解説しています!

 アニメーションは、すべてに理由があります。1秒すら無駄なシーンはありません。岡田斗司夫は『風立ちぬ』を細かい仕草や表現から分析しています。

 そして、

  • 堀越二郎と里見菜穂子の恋愛の深い考察
  • 庵野秀明をキャスティングした理由
  • ピラミッドのある世界とその選択
  • 作品の時代背景

 までもれなく、解説しています!

けーてぃー
けーてぃー

この本を読まないと、この映画の大事な部分の大半を見落とすことになる! と言い切ることができるでしょう。

 アニメを書く人間の目線で分析しているのが面白いです。

 

【2章】アニメ作家・宮崎駿のすごみ

 この章では、「アニメ技法」から宮崎駿の凄さを語っています。

 ジブリアニメになれてしまっているがゆえに、気づかない宮崎駿の凄さをアニメーター目線で分析しているので、『風立ちぬ』の解説だけを読みたい人はこの章は飛ばしてもいいと思います。

  • 『カリオストロの城』
  • 『On Your Mark』

 の2作品の演出について注目し、宮崎駿の作家性を見つけようとしている章でもあります。

 

【3章】父と息子

 この章では、宮崎駿の現実の人間性に注目しています。

 宮崎駿監督の息子が宮崎五郎というのは有名な話です。

 宮崎五郎が監督を務めた『ゲド戦記』『コクリコ坂から』の制作秘話を、宮崎駿とのエピソードを踏まえて解説していますが、父としての宮崎駿は知らない方も多いのではないでしょうか。

 とにかく、宮崎駿とはどんな人なのか知ってもらうための章だと感じます。

 『風立ちぬ』とは直接の関係はないものの、『コクリコ坂から』の制作秘話はとても面白いです。

 

【第4章】ジブリはどこへ向かう

 宮崎駿監督は、『風立ちぬ』の公開を機に長編アニメーション映画からの引退を宣言しました。

 「スタジオジブリ=宮崎駿」というイメージがあるにも関わらす、スタジオジブリはどうなっていくのでしょうか。

 この章では、なぜ引退するのかという理由を考察しています。

 今まで何度も引退宣言をしてきた宮崎駿監督ですが、今回はどうなのでしょうか。

 岡田斗司夫は『風立ちぬ』にみられる宮崎駿の作家性などに注目してそれも考察しています。

 

【第5章】『風立ちぬ』の疑問に答える

 これは、最後の仕上げです!

 大人向けのアニメーション映画『風立ちぬ』では、大事な部分の大半が読み飛ばされます。

 文学作品の引用や、演技、細かい描写。

 私たちが気づかない部分を今までの章で解説してきましたが、この章ではみんなが思う疑問点をQ&Aの方式で答えてくれています

 宮崎駿がどういう監督なのかといった作家性や人間に注目してきた1~4章を理解して読むと、さらに面白くなる章です。

 

miniまとめ

 『風立ちぬ』は解説なしでは理解できない映画であるということがこの本を読んで私はわかりました。

 また、大人向けのアニメーションってこういうことかという気づきにもつながりました。

 この本は、岡田斗司夫というアニメを書いていた人間目線の分析に加え、宮崎駿という人間性を中心において『風立ちぬ』を考察しています。

 そのため他の作品を観たくなりたくなってしまいます。

 そして『風立ちぬ』の凄さを実感すると思います。

 是非、本当に映画を理解するためにこの『風立ちぬを語る』を読んでみてください。深すぎて、大好きな作品になること間違いないと思います。

 最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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