ドキュメンタリー映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』を徹底解説!

分析・解説

 世界一のドキュメンタリー映画監督といっても誰もが納得するであろうマイケル・ムーア監督。今回のテーマは世界侵略? お騒がせ監督の話題作をどこのどのサイトよりもわかりやすく、あらすじから解説までまとめて紹介したいと思います。

★作品情報

あらすじ

 これまで数多くの侵略戦争をしてきたが、一向に良くなる気配がない国・アメリカ合州国。米国防総省の幹部は悩んだ挙句、アメリカ政府の天敵である映画監督マイケル・ムーアに相談するという型破りな行動に出た。そして、マイケル・ムーアの新たな侵略がスタートする。

マイケル・ムーア監督

 マイケル・ムーア監督といえば近藤春奈さんが頭によぎってしまいますが、実はジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督、テレビプロデューサー、政治活動化と幅広い実績を持つ人物です。

アメリカ政府当局の許可なしに撮影や調査のためキューバを訪問し、財務省からの調査を受けたりと、大胆すぎる世間を驚かすエピソードを多くもつ監督ですが、世界一のドキュメンタリー映画監督であることは間違いないことでしょう。

ブルゾンちえみさんオススメ作品

Instagram

 2019年芸人のブルゾンちえみさんがInstagramのストーリー機能を使って、この作品を紹介していました。まだ見ていない方は是非!チェックしてみてください。

 

⚠以下ネタバレありの解説になります。

各国の政策まとめ【税金の使い道】

イタリア

 国が定めた有給休暇の日数は最低でも35日間保障されており、消化できなかった分は翌年に持ち越すことができる。また、昼休みは2時間あって、おうちに一度帰ってお昼ご飯を食べる。

 VS.アメリカ 有給休暇が存在していない

 

フランス

 栄養士によって、栄養のバランスを考えられたフレンチのフルコース料理のような給食。

 VS.アメリカ (ジャンクフード会社とのお金のつながりがあるため)アメリカの給食はジャンクフードが入っている。

 

フィンランド

 授業時間は西欧の中で最も少なく、学校には宿題という概念すらないのに、学力は世界一である。教育はテストで点を取るための訓練ではなく、子供の大切な時間を尊重した考えのもと行われている。

 VS.アメリカ 授業の3分の1がテスト対策にあてられている。

 

スロベニア

 伝説の生き物”借金なしの大学生”が存在する。つまり、大学の学費が無料となっている国の一つ。

 

ドイツ

 週36時間の労働時間。退社後の上司が部下にする仕事のメールや電話は法律で禁止されている

 

ポルトガル

 麻薬などの個人的な薬物所持が国によって認められている。以前まで、薬物所持は法律で禁じられていたため病院に行けず中毒になる患者が多かったが、今は合法であり、それによって病院での相談が可能になったということもあり、薬物中毒者数が激減。

 VS.アメリカ 日本と同じく非合法。

 

ノルウェー

 驚くべき刑務所の環境。社会復帰を目的とした施設のため、テレビにゲームととにかく自由。死刑制度もなく、最長実刑判決は21年。それにもかかわらず、再犯率は境最低を誇る。

 VS.アメリカ 刑務所が民営化されていることもあり、ただ閉じ込めるだけの施設となっているため社会復帰は難しいだけにとどまらず、再犯率は8割ほどと高い。

 

チュニジア

 中絶費用が無料

 

アイスランド

 世界初の女性大統領が誕生した国。男女平等が実現しているモデルとなる国。また、過去には財政破綻した歴史を持っているが、経済は立ち直りつつある。そのギャンブル的なことをした人たちは全員刑務所に送り込まれている。

 VS.アメリカ 刑務所に送り込むということはせず、いや、何もしていないのでまた同じことをする可能性がある

 

【マイケル・ムーア監督が本当に伝えたいこと】

 この映画を観たアメリカ人と日本人は正反対な感想を述べるそうです。

 日本人は比較して考えるのが得意なため、○○の国の政策をどうしてマネしないんだ! 日本よりいい政策だろう! と思ってしまう人が多いと思われます。 それに対してアメリカ人は、アメリカを世界ナンバーワンの国と自信をもって思っているため、外国で何があろうとも気にしないマインドを持つ人が多いそうです。

 どちらがいいとかはないが、マイケル・ムーア監督は世界にある理想的な政策を何も気にしないアメリカ人に教えてあげるという形をとってこの映画を作っています。

 理想論だけの物語と思い込みやすいが、自分たちが思う国の幸せとは何か。国のGDPなのか。一人一人のちょっとした幸せなのか。たくさんのことを考えさせてくれる最高傑作の映画となっています。

 

【参照】

アイキャッチ画像:amazon.co.jp

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